SNSなどに個人情報の名前や住所を
黒塗り して投稿していませんか?
それ、透かして見ることが出来るかもしれません。
と、
言うことで実際に透かして見たいと思います。
理由と方法が分かれば、対策を取ることが出来ます。
悪用厳禁ですっ!
黒塗りを透かしてみる
例えば、ここに【私の個人情報】が流出してしまいました。
恐ろしいことに
- 本名
- 年齢
- 体重
が黒塗りとはいえ、書かれています。
この黒塗りで隠した部分は見られるのか試してみました。
画像編集ソフトで透かす
使用するのは画像編集ソフトです。
無料でも有料でも構いません。
これから説明することが出来るものであれば
スマホのアプリからでも出来るかもしれません。
今回はGIMPで透かして見たいと思います。
GIMPに画像を読み込ませます。
ツールバーから
- 色
- 明るさ・コントラスト
の順番にクリックして
『明るさとコントラストの調整』の画面を出します。
調節はこのツマミを右側にスライドさせていくとだんだん透けていきます。
つまみをスライドさせて数値を上げすぎると画像によっては、白飛びしてしまい見えなくなることもあります。
その時は少し数値を下げて調節しましょう。
更に調整すると完全に黒塗りが消えてしまいました。
これは特にスマホの画像編集アプリから黒塗りなどをすると起きる現象です。
しかしパソコンからの黒塗りも注意が必要です。
透けてしまう原因
なぜ黒塗りした部分が透かされてしまうかというと
『不透明度』に関係があります。
不透明度とは、
透明度を表していて「色の濃さ」ではありません。
間違えやすいので注意が必要です。
画像編集アプリによっては呼び名が違うことがあります。
「不透明度」、「透明度」だったりします。
不透明度:100%
透明度:0%
で黒塗りが透けなくなります。
また、「不透明度」「透明度」などと表示しない場合もあります。
その場合、わかりやすくスライドがありますので調節しましょう。
画像編集アプリは不透明度を調節する事が出来ます。
スマホの画像編集アプリは不透明度がデフォルトで100%になっていないことがあります。
この状態で隠したい部分をペイントなどで黒塗りすると透かされてしまいます。
パソコンからの画像編集でも
前に作業した状態で不透明度を下げたまま黒塗りしてしまうと透けてしまいます。
不透明度99%で一見まったく見えない黒塗りでも透けます。
先程と同じ操作で透けてしまいました。
100%でなければ透けてしまいます。
前回設定した不透明度を元に戻し忘れたりすると透かされてしまいます。
ちゃんと黒塗りされているように見えるので注意が必要です。
見られないようにする対策
究極はコレ!『現物で隠す』です。
(あ、体重の「り」が透けちゃったw皆様はうまく貼ってください。)
付箋のような紙でなくともペンなどの現物で隠すと絶対に内容は分かりません。
また、『不透明度』を確実に100%にして 黒塗り することでも内容を守ることが出来ます。
実際に写真を撮るのであれば、
この方法で対策できますが、スクショのような現物がない画像はどうするのかというと
やはり、
【『不透明度』を確実に100%にして 黒塗り すること】です。
また、スタンプで隠すということも出来ますが、これも注意が必要です。
スタンプにも『不透明度』が存在していたりします。
スタンプの不透明度を100%にして押せば、内容を透かされることはありません。
本当は隠さないといけない画像はインターネットに載せない事が1番ですね。
まとめ
画像の個人情報を黒塗りで隠して見えないようにするには、
- そもそも載せない
- 現物で隠す
- 不透明度を100%にする
黒塗りと言いますが黒に限ったことはありません。
何色でも不透明度が100%でなければ透けます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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