愛用していたノートPC、レノボG570のヒンジ部分がぶっ壊れました。。。
しかも、謎プラスチック破片や金属パーツが飛び出してきました。
それ以外は何の不具合も無いし、保証はとっくに切れているので修理に出すと2万円ぐらい掛かるとか。。。
もったいない!
どうやら、レノボG570あるあるネタらしく、ネットでヒンジが壊れた状態で売り出されていたりしていました。
そして、よく見てみるとヒンジを固定している部分がぶっ壊れてヒンジ自体が外れているようです。
なんとか自分で修理出来ないかと調べて直してみました。
- 電動ドリル本体(1500円)
- 幅3mmのツイストドリル刃(200円)
- さらタッピングネジ幅3mm首下16mm(200円)
- 精密ドライバーセット(100円)ダイソー
- ニッパー(100円)ダイソー
- ラジオペンチ(100円)ダイソー
一応あると便利 - 多少の感(0円)
※金額は大体の目安です。
ホームセンターや100円ショップなどで安く買うことが出来ます。
ちなみに
- ミニ四駆のパーツを使い切れたことが無い。
- プラモ作ったことが無い。
- ジグソーパズル完成できたことが無い。
- ノートPC分解したことが無い。
関連記事:レノボG570 CPU交換
ヒンジ修理まずはバッテリーを外す
分解に慣れるほど忘れがちになりますが、バッテリーを必ず外して下さい。感電や故障の原因になります。
バッテリーの下にネジがあります。
裏のカバーを外す
裏のカバーを外します。
修理後の写真になってしまいネタバレしてますが、○のネジを外します。
外したネジの管理
ノートPCの分解には、とにかく膨大なネジを外しまくります。
膨大な数のネジが出ますので
このように紙に場所を書いて置いとくと組み直すときに便利です。
余ったりしたとき、「てめぇーどこのネジだっ!」と喧嘩にならずに済みます。
キーボードを外す
キーボードを外します。
キーボードのネジは全部で3つあります。
キーボードのネジの横には、
小さくキーボードの絵が書いてあります。
キーボードのネジを外すために一旦CPUシンク冷却ファンを外します。ネジは3つです。外したネジが中に落ちると厄介なので慎重に外します。
冷却ファンのコネクターは、配線が切れないように根本の白い部分ゆっくり引っ張って外します。
CPUは外さなくても作業は出来ます。
ここまでで外したものはHDD(ハードディスク)とCPU冷却ファンです。
HDD(ハードディスク)を外した理由は万が一のためです。
ネジを2つ外し、下側にスライドすると取れます。
キーボード外しには関係ないですが、データー破損しては元もこうもありません。
これでキーボードがカバーから外れます。
キーボードを外すとフィルムケーブルがマザーボードに繋がっていますので勢い余ってキーボードを引っ張らないでくださいね。
黒いツマミを持ち上げるように上げるとロックが外れますので、フィルムケーブルを引っ張ると抜けます。
ついでにカバーを外すのに必要な作業なので液晶側上部にあるフィルムケーブルも外してしまいます。
このフィルムケーブルは半透明のツマミが付いてますのでツマミを引っ張って取りましょう。
中央部分にフィルムケーブルがあります。
これも半透明のツマミを引っ張って簡単に取れます。
次は光学ドライブを外します。
光学ドライブを外す
光学ドライブを外します。下にカバーを外すためのネジがあるためです。
光学ドライブは電源が入っていないと開きませんが、光学ドライブ開閉口の横に小さな穴を爪楊枝ぐらいの細い棒で軽く押すと『カチャッ』っと開きます。
ネジを外すと中にスライドっぽいパーツが見えますので、ドライバーなどで『くいっ』っとスライドします。
飛び出た光学ドライブを引っ張ると『ヌルっ』っと引っこ抜けます。
サザエを殻から上手に取り出せたときぐらい、気持ちいい作業です♪
表のカバーを外す
表のカバーを取るために裏のネジを外します。
結構たくさん外すことになりますので、無くさないように管理してくださいね。
表のキーボードを外した上部に隠しネジがあります。
シールで隠されていますので剥がしてネジを取ります。
このネジの存在に気が付かず、かなりの時間を使ってしまいました。。。
これで表のカバーが外れます。
隙間にマイナスドライバーのような薄べったい物を差し込みながら、ゆっくり外してください。
ヒンジを固定し直す
カバーを外してみると、ヒンジを固定しているプラスチック部分が割れてネジごと外れていました。
ヒンジに付いているネジを2つ外します。
ネジの裏にナットが付いていて外しづらい場合は、ヒンジを伸ばし外側に出します。
裏返してナットをペンチなどで掴みネジを回すと簡単に外すことが出来ます。
もともとネジが付いていた場所です。
バキバキに割れています。
これではネジを固定できないので、穴の中に3mm幅の電動ドリルで貫通させます。
空けた穴に裏からネジを回します。
ネジは「さらタッピング幅3mm首下16mm」が良いです。
頭が平らのを使用してくださいね。
ヒンジをドリルで空けた穴の位置に戻し、裏からネジで2箇所固定します。
こんな感じに固定できれば完成です。
私は2度とヒンジが外れないように、この飛び出たネジ部分に接着剤を塗りました。
ヒンジの可動部分に一応ミシンオイルを垂らしときました。ディスプレイの開け閉めが軽くなった気がします。
あとは逆の手順で組み直します。
完成まで、もうちょっとです。
裏のカバーをちょこっと切る
取り付けたネジが邪魔で裏のカバーが戻せません。
どうせドリルで穴を空けてしまったので、裏カバーも切ってしまいましょう。
ニッパーでネジに当たる部分を切ります。
下の写真ぐらいで大丈夫です。
これで完成です。
パカパカしなくなりました☆
まとめ
もし、またLenovoPCを買い替えるなら直販がいいです。
大手ショッピングサイトより安かったりしますよ^^
静電気、配線の断裂などの心配もありますので試してみようと思う方は、自己責任でお願いします。
万が一のためにバックアップを取ることをおすすめします。
最後まで読んでくれてありがとうございました☆
コメント
[…] ちょこちょこ写り込んでいる右上のネジは、 【修理】レノボG570 ノートPCヒンジ修理を自分でやってみた!の記事で修理された後ですのでお気にせず。。。 […]